3シーズン前のデカ過ぎる借りを返した今日というこの日 その1 『今日の試合と今シーズンの振り返り』 【UEFAチャンピオンズリーグ セミファイナル チェルシーvsバルセロナ】
最初に、かな~り長文なんで、ウチ(サッカー)に興味の無い人はスルー推奨です(笑
先ほどチラッとだけ書きましたが、ウチ(チェルシー)がチャンピオンズリーグ(以下CL)で宿敵であり水と油であり不倶戴天であるバルセロナを
【1stLeg 1-0】
【2ndLeg 2-2】
トータルスコア3-2
で破り、見事4シーズンぶりのファイナル進出を決めた!
しかし、この試合は、ホンマ冗談ではないくらいの厳しい戦いやった・・・
ここ最近、安定したディフェンスをみせていたケイヒルが開始12分負傷によりピッチを去り、前半35分にはイーブンに持ち込まれるゴールをバルセロナに決められ、その2分後の37分、キャプテンの愚行が一発レッドになり、残り時間を10人で戦うことを強いられ、43分には、中途半端なミスからカウンター気味にキレイに崩され、3年前の悪夢であるイニエスタに決定的な仕事をされ2-0・・・
ビハインドを背負って、しかも一人少ない状況で戦わなければならず、しかも相手は最強と謳われるバルセロナである。
普通ならば苦笑いしかできないような絶望的な状況に追い込まれているワケやが、ウチの連中(選手)たちは誰一人として諦めてなかった。
(応援してるボクも一切諦めてませんでしたけどね)
前半ロスタイム、中盤辺りの相手陣内でフランクがボールをキープすると、すかさず縦に全力で走るラミに鋭いパスを出す。独走になったラミはGKとの1対1の場面で、それは美しいループを決めた。電光石火とはまさにこの事! これぞカウンターのカガミやわ!
そして前半終了。ウチがアウェイゴールの差で、またもやリード。
後半に入ってもバルセロナの攻勢は続き、48分にPKを献上(セスクはダイヴぽかったけどね)・・・
万事休すかと思ったが、メッシが対ウチ7試合連続無得点がアタマに過ぎったのか? それとも神ツェフ神のフェイントが効いたのか? PKを外す(イェイ!)
この後もひたすら防戦は続くが、たまにみせるウチの鋭いカウンターにバルセロナも驚異を感じてたに違いない。
ウチの鉄壁の守備を抉じ開けれないバルセロナには、少々焦りも見える。
80分、攻守にわたり大車輪の活躍をしていたドロが仕事しろ改めバイト(トーレス)と交代。
このとき、ドロは仕事しろ改めバイト(トーレs)に、力強く何かを伝えていた。
しかし、それでもバルセロナの攻勢は続くし、ウチがボールを奪いバイト(トーr)にボールを渡しても、素っ頓狂なプレイでボールを奪われ、また攻撃を食らう場面が数度。で、そのボールを奪われたバイト(トー)は守備まともにできてないし・・・ その姿にかなりイラっとくる。
で、それでも鉄壁の守備を続けたウチは、遂に90分を迎え後半ロスタイムに。
そして、ココでドラマが! バイト(ト)がボールロストし最後の攻勢に出たバルセロナだったが、簡単に神ツェフ神がボールをキャッチ、そして、前に走る選手め見つけ、縦1本フィードを入れる。アシュリーが簡単に縦にクリア気味のフィードを送った。
で、そこに走っていたのはバイト(t)だった。
バイト的には神懸り的なラップからドリブルを始める。バイトの前方にDFは誰も居ない。GKとゴールマウスしか見えない。独走というやつだ。
バイトはゴールエリア辺りで相手GKと1対1。それを華麗に交わしたとしても、無人のゴールにボールを蹴れないのが、今までのバイトであったが、今日は違った。
GKを交わし無人のゴールにボールを流し込みウチのファイナル進出を決定付けた!!!
そして、試合終了のホイッスル。
チェルシーサイド全員が、ピッチ上で喜びを爆発させ雄叫びを上げた。
そして、ボクもリヴィングでひとり雄叫びを上げ(早朝やのに・・・)感無量となった。
ホンマ、めっちゃ嬉しかったちゅうねん!!! ガチで最高すぎた!!!!!
思えば、今シーズンは今日の試合のように非常に厳しいものである。
前監督のアンドレ・ビラス・ボアス(以下AVB)という、期待の若手監督が、ウチの改革を進める為(若手選手を育てつつ、チーム戦術も根本的に変え、しかも、ある程度の成績を残す、という非常に難しいミッションではあったが。)に就任したが、あまりにもヤリ方が上手とはいえず、何より、選手との対話を重要視しないようだったのだ。
この事によって、慣れない戦術にハメようとすることにより選手は戸惑い、選手個々のポテンシャルも生かせず、まだまだ実力がある古参選手(テリー、フランク、ドロなど)を冷遇することから信頼を失い、チーム内に不協和音がソコカシコから生まれ、選手たちのモーティヴェーションは上がらず、結果的にチームのスピリットをも失わせ、プレミアリーグ(以下PL)で取りこぼしを連発。負けてはいけない試合にことごとく敗れ、ついに失脚した。
その時のチームの状態は、本当に冗談ではないくらい悪かった。
で、その状態のチームを暫定で指揮することになったのが、ウチのOBでありAVBの副官だったロベルト・ディ・マッテオだった。
正直、まったく期待していなかった。PLで監督経験はあるものの、かなり未知数ではあるし、何よりAVBの副官だったので、AVBイズムの継承もあるのでは? という不安もあった。
だがしかし、ディ・マッテオはAVBとは対照的にムリな改革は進めず、選手との対話を重要視し、古参選手を上手く扱い、モーティヴェーションを上げるのが巧みな監督だったのだ。
それはまるで、ジョゼやヒディンクを見てるかのようだった。
そこからの反撃は目まぐるしく、3月の就任時点で低迷してたチームを一気に建て直し、就任後の今日までの15試合の成績は15試合で
10勝1敗4分
である。素晴らしすぎる。
負けたのはアウェイでのシティ(マンチェスター)戦のみで、引き分けはややあるものの、その引き分けのうち2試合は、今日の死闘と先週土曜のPLでのガナ(アーセナル)戦である。シーズン後半の過密スケジュール、しかもこの10日間はビッグマッチの連続にも関わらず
4/15 FAカップ セミファイナル スパーズ(トットナム) 5-1 ○
4/19 CL セミファイナル バルセロナ 1-0 ○
4/21 PL ガナ 0-0 △
4/25 CL セミファイナル バルセロナ 2-2 △
2勝2分なのだ、コレは特筆すべきだと思う。
とにかく、ディ・マッテオ就任を機に、チームスピリットが蘇り、古参選手のモーティヴェーションも格段に上がり、チームは復活したのである。
コレまでの低迷は何だったのか?
初めからディ・マッテオならPLでの現在6位が首位争いをし、ひょっとしたら三冠を狙えてたのではないか?
そして何より、AVBとは何だったのか?
と、いうことになるし、そう問いたくもなるが、何事も順調にいくワケも無く、こういうことも含めてサッカーなんだと思う。
と、いうワケで、ウチが4シーズンぶりのCLファイナル進出を決めた。
対戦相手は、1stLegを先勝したバイエルンなのか? それともジョゼ率いるマドリーなのか?
ウチとしたら、断然バイエルンの方が戦いやすい相手であるのは確か。
(ドイツ勢とウチは相性が良い。しかもバイエルンには2試合戦ったが両方勝った筈。1勝1敗でしたね。)
ただ、ジョゼとCLファイナルの舞台で戦ってみたいのも確か。
(マドリーとは対戦したことが無い)
まぁ、どちらが相手だとしても、ビッグイヤーを掲げる試合なんで、CL初制覇のために勝ちたいし、絶対に勝つし、死に物狂いで応援する。
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